Esto Memor

 
 

追 悼 賦 (マチョッキ作曲)

Esto Memor (Machiocci)

(マンドリン6重奏、5'07"、MP3 : 4.7MB)
(写真は 2019.4.15.の火災で尖塔などが消失した、パリ: ノートルダム寺院)

  "故人を偲ぶ曲" としては先ず 葬送行進曲が思い浮かびますが、この曲は しみじみと、そして懐かしさや愛情、思いやりなどに満ち、熱気も伴った、"追悼賦" と言うに相応しい名曲だと思います。 タイトルには "Elegy" (悲歌)の文字が添えられています。
 
  ト短調、4分の4拍子。 楽器編成は、1st、2nd、3rd の 3パートの マンドリン、そして マンドラ、マンドセロ、ギターの、 厚みのある 6重奏となっています。 そして造りが各パートの独立性の高い、凝ったものとなっていて、また 変ロ長調の 中間部 (この演奏で 2'33" 〜 3'37") の "良い時代の懐かしい思い出を偲ぶ" とでもいった感じの部分もあって、全体に奥が深い、というか、思いの深さが感じられるものとなっています。
 
  ...テンポ 58 との指定があり、ゆっくりとした曲なので 奏きこなすのは比較的に容易ですが、一方で 造りの細かさから 各パートが互いに他パートとの音の バランスに配慮した演奏が求められますので、全体を意味あるものに纏めるには かなり難しく、指揮者の力量が問われるとも言える曲だと思いますし、現に MIDI演奏の設定においても意外に時間がかかるものとなりました。
 
  マチョッキ の作品としては、序曲 「ミルタリア」、「闘牛場にて」、「ミレーナ」他も Upしてありますので、それらもお聴きください。