"Waltz of the Flowers"

from "The Nutcracker"

オランダ: キューケンホフ公園
 

バレエ組曲 「くるみ割り人形」 より 「花のワルツ」 (チャイコフスキー作曲)

"Waltz of the Flowers" from "The Nutcracker" (Tchaikovsky)

(管弦楽、6'40"、MP3 : 6.1MB)
(写真は オランダ: アムステルダム郊外: キューケンホフ公園にて <スライドショー>)

  バレエ曲 「くるみ割り人形」 は、クリスマスに プレゼントされた くるみ割り人形を兄に壊された女の子が、その人形を やさしく いたわったことから、王子様に変身したその人形に おとぎの国へ案内されるという、いかにも女の子が夢に描きそうな話で、その おとぎの国で色々と踊られる曲などが 8曲選ばれて組曲となっています。
 
  組曲では終曲に位置づけられているこの曲は、華やかで暖かみがあって、花々に囲まれた中で 幸せいっぱいの ワルツが展開されるといった雰囲気の曲です。
 
  ニ長調、4分の3拍子。 A、B、A' からなる複合3部形式。 ...春が目覚め、 ハープによる 水がほとばしるかのような カデンツァ による序奏の後、A (この演奏の 0'53"〜) では 暖かみのある 4本の ホルンの上昇音型で始まり 花が踊るかのように クラリネットが回りだし、弦の下降音型の小節へと続いていきます。
 
  そして B (3'02"〜) では ウィンナ・ワルツを思わせる 伸びやかな フルートに弦がからまり、そして低音弦による力強く情熱的な場面を経て、再び 今度は弦に フルートなどがからまっていき、そして A' (4'25"〜) から、次第に熱をおびて、たたみかけるように終結へと向います。
 
 大昔の 1940 (昭和15) 年制作の 歴史的な ディズニー・アニメである 「ファンタジア」 には、「くるみ割り人形」 が入っていて、この曲や 「金平糖の踊り」 など 計6曲が登場していますが、そこではこの曲は "秋の葉が落ちて雪が舞い、氷が張る" という様で描かれていて、"春が来て花いっぱい" といった月並みなものでない発想が印象に残ります。
 
  なお 同じ チャイコフスキーの ワルツでは 「弦楽セレナード 第2楽章」 も Up してありますので、お聴きください。