Die Forelle

栃木県・塩原:箒川

シューベルト の 「鱒」  (シューベルト作曲)

ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.114 第4楽章 ニ長調

Die Forelle  (Schubert)

(ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ベース、7'54"、MP3 : 7.2MB)
(写真は 栃木県・塩原 (那須塩原市):早春の箒川)

  シューベルト (1797-1828) が、20才の時に作曲した有名な歌曲 「鱒 (ます)」 を 第4楽章に取り込んで 22才の時に作った ピアノ五重奏曲の、その 第4楽章です。 穏やかで 爽やかで、若々しく 活き活きとした印象を残す名曲で、ピアノの他の 弦楽4部を通常の ヴァイオリン 2本とはせず、代わりに ベースを入れ、音の厚みを増してあるところがこの曲の特徴でもあります。
 
この楽章は ニ長調、4分の2拍子、アンダンティーノ・アレグレット変奏曲。 先ず弦楽 4部で穏やかな 「鱒」 の主題が奏され、
 第1変奏 (この演奏の 1'05"〜) では、ピアノが存在感をもって主旋律を歌い始めて ヴァイオリンがさえずり、
 第2変奏 ( 2'06"〜) では、主旋律が ヴィオラに移って ピアノが合いの手を入れる中、ヴァイオリンがその上で舞い、
 第3変奏 ( 3'07"〜) では、チェロと ベースによる主旋律が重く這う上を今度は ピアノが走り回り、
 第4変奏 ( 4'08"〜) では、ニ短調に ヘ長調が入り込んだ形に変わって、強い風が吹いたと思うと そよ風が頬をなでるかのように進み、
 第5変奏 ( 5'09"〜) では、ト短調の 物思いするような チェロに ピアノが熱く語りかけ、
最後に ( 6'35"〜) ニ長調に戻って アレクレット で活き活きと スキップを踏みながら、最後は静かに終わります。
 
  私の MIDI制作では、当初、ピアノと マンドリン4部の演奏に挑戦したものですが、細かい 3連音 が多く、それが マンドリンの トレモロ と競合・干渉を起こして、ごちゃごちゃになってしまい、断念。 やむなく原典の演奏で作ったものです。 "やむなく" と言いますのは、弦楽合奏の演奏がきれいに鳴る MIDI音源 が私の周りになく、この演奏の YAMAHA の音源 でも音の質感が しっくりせず、また いかつい音の出方になってしまいがちのためで、この演奏も色々調整はしてみたものの、そうした点などでもお耳に耐えるか、心配です。
 
  当サイトには シューベルトの曲は、交響曲第8番「未完成」、「即興曲 作品90の2」、「即興曲 作品90の4」、「アベ・マリア」 の他、マンドリン編曲の 「アベ・マリア」、「楽興の時」、「セレナーデ」 を Upしてあります。