Frühlingslied

相模原市: かたくりの里にて

春 の 歌  (メンデルスゾーン作曲)

Frühlingslied (Mendelssohn)

(ピアノ、2'29"、MP3 : 2.3MB)
(写真は 神奈川県 相模原市: かたくりの里にて)

 春の息吹、初々しさ、みずみずしさ、清々しさ、などを感じさせる名曲で、初めて聴く人でも どこかで聴いたことのあるような気がするような曲だと思います。 ...「石 (いわ) 走る、垂水 (たるみ) の上のさわらびの、萌えいづる春になりにけるかも」 (万葉集: 志貴皇子 (しきのみこ)。 小さい春、みぃつけた! ...日本の 「春よこい」 や 「どこかで春が」 などとも通じるものがありますね。
 
 メンデルスゾーン (1809-1847) の 全48曲ある 「無言歌」 集の中の 第5巻 第6曲。 4分の2拍子、 イ長調。 アレグレット・グラツィオーソ (やや速めに、優しい感じで)。 ...角の取れた スマートな演奏にするのが難しい曲で、MIDI入力も最高度の難しさではありました。
 
 ...先ず、ほぼ全ての小節に MIDIソフト にはない 3連の 装飾音 が 高音部・低音部に またがってあって、しかも低音部に高音部が臨時的に入り込んでいる下図の ピアノ譜 (高低2段の大譜表) では MIDI入力の画面上の楽譜がごちゃごちゃになって、音の調整などがしにくく、試行錯誤の結果、高音部、低音部、そして装飾音専用の大譜表、の 計3トラックに分け、さらに音符を倍の長さの 4分の4拍子にして入力しました。
 
 また、その後の テンポや ヴォリュームの調整が大変で、調整前は ささくれ立った音に聞こえる装飾音も、水面に小さく広がる波紋のような感じを出したいとなるとそれなりの工夫が必要で、そのうち "木を見ると森が見えず、森を見ると木が見えず" となって、なかなか サマにならず、これらの点でも、結局何度もやり直ししました。 ...以上、苦労話 ?、...と言うより、音作りの工夫、試行錯誤の "それも また楽し" という話でした (^.^;)
 
 なお、当サイトには メンデルスゾーンの作品としては、序曲 「フィンガルの洞窟」、「夏の夜の夢」 の 夜想曲 および 結婚行進曲 などを Upしてあります
「春の歌」 楽譜冒頭部分