うれしい ひなまつり

 

うれしい ひなまつり  (河村光陽 作曲)

Ureshii Hinamatsuri (Kawamura)

(マンドリン・アンサンブル + 鼓,太鼓、2'13"、MP3 : 2.0MB)
(写真は 東京・目黒区: 雀のお宿公園・古民家内の ひな壇上部)

   あかりをつけましょ ぼんぼりに、 お花をあげましょ 桃の花、 五人ばやしの笛太鼓、 今日は楽しい ひなまつり。
      お内裏様(おだいりさま)に おひな様、 二人並んで すまし顔、 お嫁にいらした 姉さまに よく似た官女の 白い顔。
 
 数多くの児童文学や ユーモア小説を書き、歌でも 「りんごの唄」や「小さい秋みつけた」、「長崎の鐘」 などでも知られる サトウ・ハチロー (1903-1973) の詩に、「グッドバイ」や「かもめの水兵さん」、「船頭さん」 などの歌で知られる 河村光陽 (1897-1946) が 1936 (昭和11) 年に曲をつけたものです。
 
 この編曲は ニ短調、4分の4拍子。 歌詞の イメージは、どこか城下町の町屋に住む、恵まれた商家の女の子の つぶやきといったところでしょうか。 雅び(みやび)でありながら素朴、歴史的に古くて重い世界での軽いユーモア、品格を保ちながらの庶民感覚、静の実態からから動への想像、往時の光・色・音などへの憧れ。 そして 短調で表現する、ほんのりと、また おっとりとした心弾む曲調とが相まって、老若男女に限らず心の片隅に持ち合わせていたいと思われるような感覚をもった、秀逸な歌だと思います。
 
 間もなく "平成" から改元が行われ、宮廷行事も目にすることの多いこの折りに Upさせていただきました (2019.2.16. 記)。 ただしこの歌は歌詞の著作権が生きているため、4番ある歌詞を ここでは 2番までの掲載としました (参照:他サイト全歌詞掲載頁
 
   なお当サイトには 「早春賦」、「どこかで春が」 など 他の日本の唱歌 も Upしてありますので、お聴きください。