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 1999年 1月 〜 6月 の 今月のひと言 .

  お 年 玉  1999年 1月 1日

ウィーン: 楽友協会

 元日は クラシック音楽ファン にとっても "お年玉が出る日" と言っても良いのではないでしょうか。 少なくとも私はそう思っています。

 毎年、元日の夜、NHKの教育テレビと衛星放送で生中継される ウィーン楽友協会ホール (写真左) での ニューイヤー・コンサート は 1年の始まりを期待させる、楽しく華やかな催物です。 曲はもちろん 「美しく青きドナウ」 などをはじめとする ウィンナ・ワルツや ポルカの数々。 そして最後にはきまって会場からの手拍子にのって 「ラデツキー行進曲」 で盛会のうちに終わるという パターンが、日本での大晦日の紅白歌合戦とはちょっと似て、全く非なる "伝統行事" になっていますね。

 1941年に指揮者 クレメンス・クラウス によって始められたこの行事も ボスコフスキー、カラヤンなどの時代を経て、最近は マゼール、クライバー、メータ、アバド、ムーティーの時代に移り、今年の指揮者は マゼールだそうですが、この コンサートは、多くの ファンにとって 「今年もやるぞ!」 と奮い立たせるものではないでしょうか (^。^)。

  ピ ッ ク  1999年 2月 1日

 クラシック・ギターで弦を弾くには主として 5本の指の爪を使いますが、マンドリン の場合は鼈甲で作られた ピック (人口の爪) を使います。それは大人の親指の爪のひとまわりか、ふたまわり位大きな ハート型をした薄いもので、それを親指と人差し指でつまむようにして持ち,手首を振るわせ、弦を上下に弾きます。

 マンドリンを奏く人は自分の出したい音に合うように、自分で ピックを削ったり、磨いたり、鼻の油をつけたり (?!) して、ある時は弦を叩くように、ある時は撫でるようにして音を出すわけですが、そのようにして微妙な音も可能となるのです。

 実演で表現される "強いけど小さな音" とか、"弱いけど大きな音" などというのは コンピューターでは "とても" と言うよりは "ほとんど" 困難な技です (-_-)。

  VAIO 一色  1999年 3月 1日

 1年前には デスクトップも ノートも "キュッパチ (NECのPC98) 一色" だった私個人の パソコンは、今ではすっかり ソニーの "VAIO一色" に切り替わってしまいました。

 ちなみに経過を記せば、昨年3月に末に VAIOのノート (PCG-505EX) を購入。年末に同じ くVAIOのデスクトップ(PCV-S610) を購入。 そして今年に入って NEC の PC98 とその周辺機器の全てを買い取りに出しました。 今思えば 約15年お世話になってきた NEC ではありますが、本当に 「好きで使ってきたか」 といえば、"NEC文化" というものに対しては、残念ながら アップルに対する マイクロソフトと同じような意味で、そうも言えなかったように思います。

VAIO PCV VAIO PCG

 また実は NEC の パソコン を買い取りに出した時に、わずか 10ヶ月しか使用していない 505EX も出して、それらの収入で やはり VAIO の、今度は PCG-C1R を購入してしまいました。 例の ビデオ・カメラのついた モバイルです。 505EX の方は B5サイズで、ご存知の通り超売れ筋商品ですが,私には大きさ、使い勝手等、中途半端でした。 今、C1R は新しいだけあって、ハードディスクや電池の容量も増え、i.LINKによる デジタル・ビデオカメラ との接続、そして主な狙いである大きさ、形 等、買い換えて良かったと思っています。

 ただ、次々に浮気していささか "パソコン狂い" の感を呈してきた私にとって、次期バージョン・アップの新製品が出てからも 「良かった」 と言えるか、には自身はありませんが...(-_-;)。

 「パガニーニ狂詩曲」  1999年 4月 1日

 先日、初台の オペラ・シティで、ラフマニノフ作曲の 「パガニーニの主題による狂詩曲」 の生演奏を聴きました。 チャイコフスキー国際コンクールで優勝した デニス・マツーエフの ピアノ演奏は さすが堂々としたもので、また私はこの曲の ナマを聴くのが初めてだったこともあり、身震いが起こるほどのものではありました (・.・)))。

 24の変奏をもつこの曲の中で、特に 第18番目の変奏が有名ですが、私は昔 ラジオなどの オープニング・テーマなどで出てくるこの曲の題名が分からなくて、学生時代からこの曲の "身元" を探していたのですが、ラフマニノフの作品というところまでは見当がついても、4つの ピアノ協奏曲のどの楽章にもなく、結局 分かった頃には十分な大人になっていました。

 クラシックの曲にはこうしたことが良くあるもので、かつて パソコン通信で私が Upした曲について 「やっと曲の題名が分かった」 という メールをいただいたこともありましたが、この曲には特にこうした経験をもつ方も多いのではないでしょうか (^.^)。

  ソ ナ チ ネ  1999年 5月 1日

 先月の "何という曲だか分からなかった" という コメントの続きで、今度は "思い出せなかった" という話。

 秋葉原の オーディオの店を覗いて回っていた時、ある デモ用の スピーカーから聞こえてくる チェロの ソロ.....。 私の肌身に染み付いているような有名な曲の筈なのに、どうしても何という曲だったのか思い出せんでした。

 "満たされない何物かを求めながらも、かえってそれで心満たされる境地に至ったといった曲" とでも言ったら良いのでしょうか。 「第九」 の 第3楽章 に通じるような、と思い至った時、「そうか、ベートーヴェンだ !」。

 てっきり チェロの オリジナル曲だと思い込んでいたのが間違いで、それが私などには身近かな 「マンドリンのための ソナチネ ハ短調」 だと思いついたのは、帰りの電車の中ででした。

 楽器を換えた演奏には新しい発見があるものだという、至極当たり前のこと(-_-;)を、その時、あらためて感じた次第です。

  私と パソコン通信  1999年 6月 1日

 インターネットも もちろん パソコン通信そのものではありますし、数多くの サイトの中には会議 (フォーラム)、掲示板 (BBS)、会話 (チャット)、メール などの場を設けているものもありますが、ここで言う "パソコン通信" とは、インターネット以前の、文字だけのやり取りの時代の、そうした場を設けた会員制の "通信クラブ" とでもいったもののことです。

チェンバロ

 10年位前でも MIDIデータはずいぶん Uploadされていて、ただし いちいち解凍してからでないと聴けなかったのが手間でしたが、私も一頃は BBSに曲をずいぶん Upもし、フォーラムにも参加してました。

 今多くの サイトに見られる BBSと同じですが、気の向いた時に同好の他人と、誰かが Upした曲の評価から、曲や作曲者自身の話題など、「そうなんですか」 「そうなんですよ」 などと 薀蓄 (ウンチク) を傾ける気楽さが、けっこう楽しいものでした。

 私の参加していた "クラブ" も インターネットの隆盛とともに萎んでしまって、その後どうなったか、私自身覗いて見ることもなくなってしまっていますが、今、私が Upしている曲やそれにつけている コメントは、実はその頃の ウンチクの名残りとも言えるかも知れません。



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