Perpetuum Mobile

ウィーンにて
 

常 動 曲 (ヨハン・シュトラウス 2世 作曲)

Perpetuum Mobile (J.Strauss)

(管弦楽、6'30"、MP3 : 6.0MB)
(写真は ウィーンにて)

  個性豊かな楽器達が、各々の持ち味を発揮して次々にご挨拶に登場する、とでもいった、ひと口に上機嫌で 楽しい曲です。
 
  変ホ長調、4分の2拍子。 "常動曲" とは 繰り返すことによって無限に演奏できる "無窮動 (むきゅうどう) " という言い方もされる形式の音楽で、この曲の題名も 別名 「無窮動」 とも呼ばれています。
 
  私の持っている楽譜の解説には 「楽式上、これは何々形式というものではなく、8小節単位の楽区 (?) が次々と現れるだけである。 しかしながら、完全に無形式、無統一かというと、けっしてそうではない。曲頭に 4小節の前奏、そして主題旋律、この旋律は反復され、...楽曲として独特な統一をしている分けである。」とあります。
 
 ...で、この "終りのない曲" で、実際の演奏ではどういう終り方をしているかが興味深いところですが、適当な所で フェードアウトする (音の ヴォリュームを絞っていって消える) 形が多いようで、また一通りの演奏が終った所で きっぱりと終るものもありますが、私の持っている クレメンス・クラウス 指揮の レコードでは、繰り返しに入った所で 「And so on !」 と、彼自身の貴重な声が入って終っています。 なおこの頁では 3'10" と 6'19"で楽譜の最初に戻り、3回目の前奏に入ったところで フェードアウトさせました。
 
 それから、この曲を聴いて、40年位前の テレビ番組の 「オーケストラがやってきた」 を思い出す方もおられることと思います。作曲家の 山本直純 (1932-2002) 司会の、親しみやすい クラシック音楽の番組で、その オープニング・テーマとして毎回演奏され、ホルンなどが登場する場面 (この演奏では 1'39" および 4'47" の所) では、司会者の誘導で会場の全員が 「オーケストラがやってきたー、オーケストラがやってきたー」 と合唱していましたね。
 
 なお当サイトでは ヨハン・シュトラウスの 「美しく青きドナウ」 をはじめその父の ヨハン・シュトラウス1世の 「ラデツキー行進曲」 、弟の ヨーゼフ・シュトラウスの 「天体の音楽」 なども Upしてありますので、お聴きください。