夏 は 来 ぬ

あじさい
 

夏 は 来 ぬ  (小山 作之助 作曲)

Natsu wa kinu (Koyama)

(マンドリン・アンサンブル (Mandoln1.2,Mandola,Guitar)、1'29"、MP3 : 1.4MB)

    1. うの花の におう垣根に、時鳥 (ほととぎす) 早くもなきて、忍音 (しのびね) もらす、夏は来ぬ。
     2. さみだれの そそぐ山田に、早乙女 (さおとめ) が 裳裾 (もすそ) ぬらして、玉苗 ううる、夏は来ぬ。
      3. 橘 (たちばな) の かおる のきばの、窓ちかく 蛍とびかい、おこたり諫むる、夏は来ぬ。
       4. 棟 (あうち) 散る 川べの宿の、門遠く 水鶏 (くいな) 声して、夕月すずしき、夏は来ぬ。
        5. さつきやみ 蛍とびかい、水鶏なき 卯 (う) の花さきて、早苗うえわたす、夏は来ぬ。
 
 佐々木信綱の詞と 小山作之助 (1863-1927)の曲で、1896 (明治29) 年、小学5年生用の「新編教育唱歌集」に載った曲だそうで、おそらくこの曲のもつ夏のカラッとしたさわやかさが昔から人の心をとらえてきたのではないかと思います。
 
 湿気のない初夏のすがすがしい朝など ついこの曲を口ずさみたくなるのは、やはり日本人、いや古い日本人だからでしょうか。 4分の4拍子。 ハ長調に始まり、途中から ト長調に転調します。
 
 なお当サイトには 「我は海の子」 など 他の日本の唱歌 も Upしてありますので、お聴きください。