"Violin Concerto"

from "Orphée aux Enfers"

パリ: エッフェル塔
 

喜歌劇 「天国と地獄」 より "ヴァイオリン協奏曲" (オッフェンバック作曲)

"Violin Concerto" from "Orphée aux Enfers"  (Offenbach)

(マンドリン・アンサンブル、3'04"、MP3 : 2.8MB)
(写真は パリ: エッフェル塔)

  前回 (2011.1.1.) 、喜歌劇 「天国と地獄」 序曲 と その中にある 「地獄のギャロップ」 を Upしましたが、その後、序曲の中にある "ヴァイオリン協奏曲" の旋律の美しさを讃える メールを何通かいただきました。 かねがねこの部分は マンドリンでもそれなりに良い味を出せるのではないかと思っていましたので、この際、急遽 マンドリン・アサンブル (1st、2nd、Mandola、Guitar) に編曲し、いわば前回の "アンコール版" として、今回 Upしたものです。
 
  ホ長調、主要部分は 8分の6拍子。 この歌劇の最初に、各々に恋人がいて互いに別れたがっている倦怠期の夫婦の夫で音楽院の校長である オルフェがその妻: エウリディーチェに自作の ヴァイオリン協奏曲を無理矢理聴かせる、その ヴァイオリン協奏曲です。 劇中では無理矢理ということで、比較的さらっと奏かれることが多く、いやがる妻に中断されたりもしますが、序曲中では じっくり、しっとり奏かれています。
 
  ...余談ですが、MIDIの作成に関しては、(ちょっと専門的になるので恐縮ですが) 今では "N連音" の機能があることによって、トレモロの密度を テンポの変化に応じて、1つの音符を例えば 7分割 (7連音) にしたり 8分割 (8連音) にしたりして均一に保つ調整がし易くなったことは作成の意欲を湧かせるものとなっていると思います。 この機能がなくても トレモロ密度の均一化はできないことはありませんが、なかったなら、多分今回、テンポの変化の大きいこの曲の マンドリン演奏版は手がけていなかったでしょう。
 
  また、ヴァイオリンの演奏では "Velocity (音符毎の強弱の調整機能)" だけでなく SSW上で使い勝手の悪い "Expression (音の抑揚の調整機能)" を使って MIDI音源 の発音の クセを直したり、抑揚をつけたりする必要がありますが、マンドリンの トレモロ演奏では "Velocity" だけで音符の強弱と抑揚をつけられるため、ヴァイオリンの場合より思い通りの演奏を作り易いと思います。