R e v e r e n c e

ノートルダム寺院裏にて

ガヴォット 「尊敬」  (カラーチェ作曲)

Reverence  (Calace)

(マンドリンと ギター、2'34"、MP3 : 2.4MB)
(写真は パリ: ノートルダム寺院裏にて)

  この曲から受ける印象では、例えば 「愛の挨拶」 のような、甘えることのできる身近かな関係における "信頼" といったものかと思われますが、自筆譜には 「高貴な マリエ・ファリーナ嬢に捧げる」 とあるそうで、("マリエ・ファリーナ嬢" については知りませんが) ”高貴な" という言葉があるところからして、なんとなくですが "尊敬" の題名も納得されます。
 
  ニ長調、4分の2拍子。 A (ニ長調)、B (ト長調)、そして トリオ (中間部)で "カンタービレ (歌うように)" の指定がある なだらかな C (ハ長調) と続き、その後 B、A の順に戻りますが、キューンと甘えるような グリッサンド (弦を押さえる指をすべらせる奏法) にこの曲の特徴が出ていて、全体にも音の強弱に変化がありながら、女性のやさしさが感じられる曲となっています。
 
  "ガヴォット"は、元は フランスの 2拍子系の舞曲で、当サイトには 同じ カラーチェの 「小さなガヴォット」 の他、 バッハの 「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番」 の中の 「ガヴォット」、それに アマデイが マンドリン用に編曲した リュリの 「ガヴォット」 があります。