旅  泊

夕方の 湘南・江の島
 

旅  泊  (池宮 英夫 作曲)

Ryohaku (Ikemiya)

(マンドリン・アンサンブル (Mandoln1.2,Mandola,Guitar)、1'47"、MP3 : 1.6MB)
(写真は 片瀬東海岸から見た 夕方の 湘南・江の島)

    1. 磯 の火 ほそりて 更 (ふ) くる 夜半 (よわ) に、 岩うつ 波音 ひとり たかし、
              かかれる 友舟 ひとは 寝たり、 たれにか かたらん 旅の心。
    2. 月影 かくれて からす 啼 (な) きぬ、 年なす 長夜も あけに ちかし、
                  おきよや 舟人 おちの山に、 横雲 なびきて 今日も のどか。

 "夕空晴れて、秋風吹き、..." の 「故郷の空」 の訳詩で知られる 大和田 建樹 (1857-1910) が、やはり訳した、基は イギリスの歌で、1889 (明治22) 年の 「明治唱歌 (3)」 に載せられた歌詞に、あらためて池宮英夫が曲をつけたものです。 ニ長調、4分の4拍子。
 
 更けゆく秋の夜に 旅の空の、..." の 「旅愁」 を思わせる歌ではありますが、その歌詞にある、故郷を偲んで "わびしき思いに一人悩む" とは趣が異なり、こちらは むしろ "一人旅の侘しさを愉しむ" といった雰囲気のものだと思います。
 
 なお当サイトには 「こんこん子狐」 など 他にも 池宮作曲の歌 を UPしてありますので、お聴きください。