Sphärenklänge

 

天 体 の 音 楽  (ヨーゼフ・シュトラウス作曲)

Sphärenklänge (Josef Strauss)

(管弦楽、9'21"、MP3 : 8.8MB)
(写真は 東京・横浜などでの クリスマス&ニューイヤー・イルミネーション <スライドショー>)

  "ワルツ王" と呼ばれる 兄ヨハン・シュトラウス2世に引けを取らない天才と言える、次男の ヨーゼフ・シュトラウス (1827-1870) の、ワルツ 「オーストリアの村つばめ」 や ポルカ 「とんぼ」 (関連記述) などと共に知られる代表作の ワルツ。
 
 「天体の音楽」 とは、古代ギリシャの ピタゴラスの "天上からは人間の耳に聞こえない様々な音が降ってきている" という説が 初演の1868年当時、ヨーロッパで ブームになっていて、それを テーマとした医学生主催の舞踏会が企画され、その依頼に基づいて彼が作曲したというもので、彼はこの曲で絶大な人気を得たそうです。
 
 ニ長調。 先ず アンダンテ・モデラート、4分の4拍子で、天上から差し込む虹色の光が音がやがて巨大なものとなる序奏に始まり、4分の3拍子となって、静かに、そして優雅に舞い上がっていきます。
 
 第1ワルツ (a,a',b,b) はこの演奏で 1'38" から、第2 (c,c,d,d) は 2'53"〜、第3 (e,e,f,f) は 4'00"〜、第4 (g,g,h,h) は 5'10"〜、第5 (i,i,j,j) は 6'39"〜。 そして 7'44" に コーダ (終結部) に入り、8'00" から第4ワルツの後半 (h) が、そして 8'32" からの最初の優雅な ワルツ (a,a') が再現され、最後は大きな舞の渦となって、華やかに終わります。
 
 なお ウィキペディアによると、毎年元日に行われる ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートでは、1943年から 2016年までの 73年間でのこの曲の登場は 16回にも及んでいます。 4・5年に 1回の登場頻度というのは、毎回 アンコールされる 「美しく青きドナウ」 と 「ラデツキー行進曲」 を別として最高クラスの頻度ではないでしょうか。
 
それから、もう 2・30年も前のことだったと思いますが、テレビで流れていた サントリーの高級ウィスキー "リザーブ" の CMで、深く暗い森に上の方から徐々に光が差し込んでくる映像の バックに、前奏の中の下記の楽譜および演奏の部分 (この演奏で 0'53" から) が BGMで鳴っていて、素晴らしい効果を上げていたのを思い出します。
 




 それから、この スライド・ショーの写真の撮影地は、順に 1 ; 東京・日比谷公園、2 ; 新橋駅東口・カレッタ、3 ; 表参道、4 ; 銀座通り、5 ; 横浜駅西口、6 ; 東京・日比谷公園、7 ; 横浜・元町・アメリカ山、8 ; 東京・日没前の表参道、9 ; 神奈川・江の島・コッキング苑、10 ; 川崎駅西口・ラゾーナです (多少古い写真も含まれています)
 
 なおこの サイトでは 兄ヨハン・シュトラウス 2世の 「美しく青きドナウ」、「皇帝円舞曲」、「春の声」 、喜歌劇 「こうもり」 序曲 を、そしてその父・1世の 「ラデツキー行進曲」 も Upしてありますので、お聴きください。