V i s i o n

スイス・インターラーケンにて
 

夢 う つ つ (メツァカーポ作曲)

V i s i o n  (Mezzacapo)

(マンドリンとギター、2'41"、MP3 : 2.5MB)
(写真は スイス・インターラーケンにて)

 "vision" は "幻影"、"幻想" の意ですが、 メツァカーポ によるこの曲は、いかにも 恋こがれて "夢うつつ" の題名通りの雰囲気の曲だと思います。 ...言ってみれば 百人一首の "忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで" (平兼盛) といった状況でしょうか。 ちなみに 同じような "幻想" から "妄想" にまで発展するともいえる 有名な ベルリオーズの 「幻想交響曲」 の原題は "Symphonie Phantastique" です。
 
 ロ短調、8分の6拍子、アンダンテ
 
 全体に "甘い憧れ" といった雰囲気に支配されていて、時に心の揺れを表すように フォルテ (強音) で熱くなって すぐ ピアニシモ (最弱音) で息をひそめるなどの抑揚を経て、最後には ロ長調に転調して、希望を見いだしたかのような、あるいは美しい思い出として余韻を残すように終わります。