Allegro from "Water Music"

 

「水上の音楽」 より 2曲  (ヘンデル作曲)

第1曲 アレグロ  Allegro

第6曲 アレグロ・デチーソ

Allegro Deciso from "Water Music"   (Händel)

(管弦楽、3'13"、MP3 : 3.0MB)
(写真は ロンドン : テームズ川 ウォータールー橋より 遠く国会議事堂を望む)

 
  いかにも "国王の舟遊びのための華やかな音楽" といった、喜ばしく祝賀気分に溢れた "18世紀、栄光の大英帝国" を偲ばせる曲だと思います。...国王 ジョージ1世の不興を買っていた ヘンデルがこの曲で元の地位と元の倍の俸給を取り戻したという有名な、ただし近年 真偽が疑われている逸話がありますが、このような曲で 讃えられた、あるいは 装飾された国王が喜ばない分けはないと納得させられるものがあります。
 
  この演奏は ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル (1685-1759) 作曲の 原典版を ハミルトン・ハーティが現代の オーケストラ向けに選曲・編曲したもので、現在 「水上の音楽」 といえば この編曲の方が演奏される機会が多くなっています。
 
  "アレグロ・デチーソ" とは "決然とした アレグロ" 、つまり "きっぱりとした感じで 速い テンポで奏く曲" という意味で、原典では 第2組曲の 第12曲目にあるこの曲は、ハーティ版では 第6曲目 (終曲) に位置づけられています。
 
  曲は ニ長調、2分の3拍子、3部形式 で、ホルンなどの金管と 弦・木管が対置しながら進行しますが、終曲に相応しく、第1曲目の アレグロ 以上に華々しく 堂々とした印象を残して終わります。
 
  なお同じ ヘンデルの 「王宮の花火の音楽」 からも 2曲 Upしてありますので、そちらもお聴きください。