Wedding March

from "A Midsummer Night's Dream"

横浜: イングリッシュ・ガーデンにて
 

「夏の夜の夢」 より 結婚行進曲 (メンデルスゾーン作曲)

Wedding March from "A Midsummer Night's Dream" (Mendelssohn)

(管弦楽、5'16"、MP3 : 4.8MB)
(写真は 横浜: イングリッシュ・ガーデンにて)

  メンデルスゾーン (1809-1847) が 1843年に書いた、シェークスピア (1564-1616) の 戯曲: 「夏の夜の夢」 の付帯音楽の中の 第4幕と 第5幕の間の間奏曲で、言うまでもなく日本での結婚式には必ず演奏されると思われるほど良く知られた曲です。 なお組曲では 「夜想曲(第3幕と 第4幕の間の間奏曲) に次いで演奏されます。
 
  ハ長調、4分の4拍子、アレグロ・ヴィヴァーチェ。 トランペットの導入に始まり、将に "華燭の典" を思わせる堂々とした A、穏やかな中で祝福の気持ちが はずむ B (この演奏で 1'35"〜。 この部分のみ ト長調)、そして流麗で憧れに満ちた C (2'35"〜)、が、基本的に A, B, A, C, A の構造で進行する ロンド形式
 
  「夏の夜の夢」 は、結婚間近かな公爵の カップル、そして親の決めた結婚が意に沿わないその娘の カップル、そしてその娘を取り返したい男とその男を愛する女の カップル、夫婦喧嘩中の森の王の カップル、と 4組の カップルが、惚れ薬を間違って塗られるなどで滑稽な騒ぎが巻き起こされるものの、最後は各々が納まる所に納まるという一夜の夢のいわば ドタバタ喜劇ですが、最後に めでたく挙式の運びとなったところでこの結婚行進曲が始まります。
 
  よく耳にする割にはじっくり聴いたことがないという方も多いのではないでしょうか。 特に C の部分など結婚式場などでは聞き流してしまうこともありがちですが、 A の部分の外面の姿の華やかさに比べ、内面の しっとりした幸せ感を思いやっているように思いますし、そうした意味で B はその両面を表現しているように思います。